概要
まちなかの小さな公園を住民中心のコミュニティの場へ
豊島区内は、区民ひとりあたりの公園面積が23区中最も低く、大きな都市公園は多くありません。一方で、小規模な公園・児童遊園は多数あり、東京都内の面積あたりの公園「数」では23区トップクラスです。身近にある小さな公園の使い方や過ごし方を、地域の皆さんと一緒に考え、地域と共にコミュニティの場に育てていく取り組みを支援しました。
アプローチ
公園を使う人々が互いを知り、ともに考え使う公園へ。
まちには、様々な人ー昔から住んでいる人/新しく住み始めた人、町内会に入っている人/入っていない人、子供がいる人/いない人ー が住まい、公園を利用しています。地域の変化や事情によって、あまり使われなくなった公園を、再び市民中心で使いこなせる場としていくため、複数の公園を対象に調査・企画・ワークショップ運営を行いました。
実施公園例)
異なる利用ニーズが存在する公園で、日頃声としてあがってくることのない利用ニーズを把握し、ファニチャーがの置き方や管理形態について検討することを目的として、動かすことのできる仮設ベンチを設置し、利用者ニーズをヒアリングしながら、場所やシーンを想定しながら所定のシートに「おすすめの使い方」「ベンチの使い方ルール」を書き込むワークショップを行いました。