NEC白浜リビングラボの立ち上げに関するアドバイザリー業務[2023年-]

関連リンク:my groove しらはま
協働パートナー:イラスト|印部里菜子(ぼんやりウィークエンド) デザイン|KATANA 田中昭信

概要

企業発のリビングラボで地域の未来を描く

温泉や海を有する日本有数の観光地として一時代を築いてきた和歌山県白浜町は、人口減少や高齢化などの課題を抱えつつも、羽田⇔南紀白浜空港発着のアクセスを活かして、ワーケーションやIT企業誘致という新たな切り口を模索しています。

NECソリューションイノベータは、この先進的な地域にサテライトオフィスを置くと共に、地域活性化起業人制度を活用した白浜町への人材派遣を行っており、地域でのリアルな課題や人の営み・暮らしを感じながら、地域の方々と共創し、これからの白浜について企画、実践を行うプロジェクトとして、「NEC 白浜リビングラボ  SHIRAHAMA ENGINE」を立ち上げました。

 

アプローチ

企業課題と地域課題の接点を見定め、リビングラボのコンセプト・事業企画立案へ

当社は、リビングラボのコンセプトづくりや事業企画・検討に関するアドバイザリーを行っており、白浜に関わる社員の方々を対象にワークショップを行うなど対話やブレストを繰り返しながら、伴走型支援を実施。企業課題と地域課題を踏まえ、WHYに立ち返りながら、NECソリューションイノベータだからこそできるリビングラボは何なのか?何ができるのか?を企画提案を繰り返しながら、リビングラボのコンセプトや事業戦略構築の支援を行ってきました。

また、リビングラボの活動の一環として、県外から白浜町に関わる人を増やす取り組みとして、外部の複業人材を巻き込んだワーケーションプランの企画、試行実験も実施。弊社のネットワークを活用し、県外の複業プレイヤーを集めると共に、現地に人材派遣を行い、まちのプレイヤーとの繋がりのあるNECソリューションイノベータとコラボレーションしながら、都市部や地域のプレイヤーを巻き込みながら、交流促進、互いに気づきのあるワーケーションを実践しました。

さらに、これらのリビングラボの動きをお知らせするため、当社の地域エンゲージメントプラットフォーム「my groove」も導入しています。

 

<ご担当者様からのコメント>

●Groove Designs(GD)にはどのようなことを期待されていましたか?

「まちづくりやコミュニティづくりの実践者によるコンサルティング。アナログだけでなく、デジタルを活用したリビングラボの運営ノウハウ。」

●GDと協働してみていかがでしたか?

「一人ひとりの能力、経験は信頼できる方々であったこと。また、当社の状況や課題を理解したうえで、提案型でコンサルティングをしていただけ、こちらだけでは行き詰りそうなときに、一歩前に進めていただけて、感謝しています。」

●今後、取り組みをどのように進化させていきたいですか?

「白浜はじめ紀南には、世界に誇れる自然や文化、そして人々がいます。日本の未来をデザインし、提案するフラグシップエリアにしていきたいと考えています。引き続きGroove Designsさんのお力をお借りしたく、よろしくお願いします!」

▼SHIRAHAMA ENGINEのコンセプト図